2月2日 川棚なまこ
我が故郷、長崎県の川棚町特産の「なまこ」が友人から送られてきた。長崎は美味しいものがたくさんあるが、中でもこの地元の「なまこ」は格別だ! 穏やかな水面の大村湾で採れる(今では希少ともいわれる)。・・・小さいころの思い出がこみあげてくる・・・
真ん中の黄色い部分が「このわた」珍味である!早々に・・・
ツルリンといただく、おおこの磯の香、涙・涙。
ナマコは生きている、頭と尻を切ってこのわたを出す。どっちが頭か尻かは分からないくらいシンプルに出来ている。不思議な生き物だ。口からこのわたを出したら、腹を割る。そこに塩をしてしばらく置く(柔らかくなる)。水洗いをさっとして、よく切れる包丁でささっと切って、酢でしめる。できればポン酢がいいのだが、キッチンには無いのでこれで良しとする。
お昼のまかないに出したが、1名は気持ち悪いと箸を付けなかった。沖縄では馴染みのない食べ物ですが、大きなナマコの産地で、中国には輸出されて珍重されているいるようです。そして沖縄ナマコはごく少数の人が圧力鍋で柔らく煮て食べている方もいます。伊江島で食べました、おいしかったなぁ。僕はナマコが本当に好きです。北陸を旅している時も、とある漁港でナマコを見て、その場で買い上げ漁師宅で酢と醤油をもらい食べたこともあります。変な顔で見られていました。
朝は久しぶりに濃厚な霧のまきばでしたが、午後には晴れ、大勢のお客様がヨナグニウマを楽しみました。
今日は旧暦の正月の3日目、三日月が美しかった。故郷の幼友達にただただ感謝!